汎用性の高い「Y:X」比が「2:1」の縦長基本パーツの一つ。
底部が平面なので単体としては「吊るす」「置く」といった作品向きです。
【難度/制作時間】 ★1/約15分 |
【作品コード】 ha107005 |
完成図 |
ヒンメリの作り方レシピ
二次元のレシピを見て、最初から立体的な完成イメージを捉えることは誰しも難しいものです。 「習うより慣れろ」という言葉がありますが、ヒンメリはストローに糸を通していくだけなので、手を動かした方がイメージしやすいです。 シンプルだから何百年も受け継がれてきたんですね。
制作の流れ
【1】角錐底面の正六角形をつくる
【2】G辺を加える
【3】稜辺を加える
【4】稜辺を立ち上げ頂点でひと結び
【1】角錐底面の正六角形をつくる
ストロー(b)×6本に、A→B→C→D→E→F→Aの順で糸を通し Aで本結び。
上図はつくり方が同じ作品と共有しています。 省略線マーク付きストローは作品毎に伸び縮みするので見た目の印象は異なります。 |
【2】G辺を加える
「G辺」は、底面の形を保つため、各頂点から重心に向け配した梁(はり)のような辺をさすHiAの造語です。 この辺が不要であれば【2】を飛ばして【3】にすすみます。
●まず G辺用ストローを【1】でつくった多角形の内側に仮置きして長さ確認
●必要であればカット(2~4mmほど)して調整
確認と調整ができたら、A→G→B→C→G($)→D→E→G($)→F→Aの順でストロー(b)×6本を加えながら糸を通し、Aでひと結び。(※B→Cのように再度通すだけの箇所あり)(※($)では、接する向かい側の糸にひと巻きくぐらせ、程よいテンションで全体の形を整えてから先にすすむ。)(※工数が多いので途中ひと結びして固定しながらすすめるのもオススメ)
【3】稜辺を加える
A→H→B→C→I→D→E→J→F→A→Hの順でストロー(a)×6本を加えながら糸を通す。
【4】稜辺を立ち上げ頂点でひと結び
H、I、Jを手前に立ち上げ、H糸をIとJの糸にひと巻きくぐり合わせ、ひと結び。
余分な糸を始末して完成です!
■上記「制作時間」の目安に材料の下準備時間は含まれません。
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