【レシピ】十二面体(双六角錐|大和比|縦)

日本人が美しいと感じる「大和比」が秘められた基本パーツの一つ。
底部が鋭角なので単体としては「吊るす」作品向きです。

【難度/制作時間】
★1/約20分
【作品コード】
ha112107

完成図

 

ヒンメリの作り方レシピ

二次元のレシピを見て、最初から立体的な完成イメージを捉えることは誰しも難しいものです。 「習うより慣れろ」という言葉がありますが、ヒンメリはストローに糸を通していくだけなので、手を動かした方がイメージしやすいです。 シンプルだから何百年も受け継がれてきたんですね。

制作の流れ

双角錐は、2つの角錐(上角錐と下角錐)を底面同士で貼り合わせた立体
【1】接面(底面)の正六角形をつくる
【2】下角錐を仕上げる
【3】上角錐を仕上げる


上図はつくり方が同じ作品と共有しています。 省略線マーク付きストローは作品毎に伸び縮みするので見た目の印象は異なります。

【1】接面(底面)の正六角形をつくる

展開図(1)のように、ストロー(b)×6本に、A→B→C→D→E→F→Aの順で糸を通し Aで本結び。

【2】下角錐を仕上げる

【2-1】展開図(1)のように、A→G→B→C→H→D→E→I→F→A→Gの順でストロー(c)×6本を加えながら糸を通す。(※B→Cのように再度通すだけの箇所あり)
【2-2】G、H、Iを手前に立ち上げ、G糸をH、Iの糸にひと巻きくぐり合わせ、ひと結び。
【2-3】頂点[G+H+I]→Aに糸を通し戻す。(戻した先が上角錐の基点Aとなる)


上図はつくり方が同じ作品と共有しています。 省略線マーク付きストローは作品毎に伸び縮みするので見た目の印象は異なります。

【3】上角錐を仕上げる

下角錐の底面を手前に向ける。
【3-1】展開図(2)のように下角錐と同じ要領で、A→G→B→C→H→D→E→I→F→A→Gの順でストロー(a)×6本を加えながら糸を通す。
【3-2】G、H、Iを手前に立ち上げ、G糸をH、Iの糸にひと巻きくぐり合わせ、ひと結び。
余分な糸を始末して完成です!

 

■上記「制作時間」の目安に材料の下準備時間は含まれません。
■本レシピのコンテンツ(文章、画像、映像)は全てオリジナルで、著作権及び一切の権利は当社が所有していますので、複写・転用・転載・流用・配布・公開・配信及び転売はいかなる理由においても固く禁じます。
■本レシピを参考に制作した「作品」の個人利用および商用利用は共に可能ですが、制作・販売によって生じた一切の不利益やトラブルは当社が補償するものではありません。
■本ページに対して、外部リンクを設定いただく場合、特にご連絡いただく必要はありませんが、引用・出典元として「ヒンメリアルキスト」の併記をお願いします。

関連記事